君へ

poetry by A



君がぼくに微笑んでくれてた
今ではその笑顔が思い出せない

君がぼくに甘えてくれてた
今ではそのしぐさが思い出せない

君がぼくを愛してくれてた
今ではその愛が思い出せない

君がぼくを泣きながら怒ってくれてた
今ではその理由が思い出せない


君がぼくにとってなんだったのか
ぼくが君にとってなんだったのか


ちっぽけな二人はたしか愛し合ってた
ちっぽけな二人の愛はたぶんおっきかった
ちっぽけな二人が誰よりもしあわせだと思ってた


君がぼくにとってなんだったのか
ぼくが君にとってなんだったのか


今では君の顔すら思い出せない

顔も知らないだれかと君が
今はしあわせに愛し合ってたらいいのにな

なんにも思い出せないぼくが思う
君に届かないどうでもいい思い



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